From 高木仁也
ザ・レスポンス ブランドマネージャー
そうです。たった1冊です。
この1冊あれば、ネット集客始めるのに、何をやれば良いか?迷う必要はありません。どこからスタートすればいいか?悩む時間も必要ありません。何を参考に
すればいいか探す手間も必要ないんです。
なぜなら、この本は、ネット集客を始めるのに必要な全てが書かれているからです。この本の著者はライアン・ダイス。10年以上にわたり中小企業や個人事業主向けに様々なネット集客の各種研修や認定講座を制作し、その講座で学ぶ人は世界174カ国、12万人以上に登ります。ネット集客を教えている会社では、彼の会社が世界一でしょう。
彼のクライアントは中小企業や個人事業主から、Uber Eatsなどを手がけるテクノロジー会社のUberや、世界175ヶ国以上で、100万以上の店舗に利用されているEコマースサイトのShopifyなど、最先端のマーケティングを行う大企業まで様々です。
その彼が、これまでの経験をもとに書いた書籍が、このデジタルマーケティング大全です。この1冊さえあれば、ネット集客を始めるのは十分です。順番通りに進めていけば、無駄な事せず、最短でネット集客を始める事ができるでしょう。
実際に、どのような事が書いてあるのか?を
見れば、これ1冊だけで十分とわかって頂けると思うので、少しご紹介しますね。
8つの段階を進ませる設計
ネット集客のゴールとはなんでしょう?多くの人は、目的を考えずにただ「良さそう」という思い込みだけでネット集客を始めてしまい混乱してしまいます。その結果、何をやって良いのかわからず、色んな情報に溺れてしまい、行動に移せない状態になってしまうのです。
ネット集客のゴールとは、顧客があなたの知らない状態から、見込み客になり、ファンになるまでの8つの段階を作り、その段階を意識的に進ませることです。成功している事業主は見込み客からファンになる8つの段階を意図的に作っています。
ネット集客で一番困るのは、結局何やれば良
いか分からない時です。そんな時、8つの段階を設計していれば、問題の原因をすぐ特定できます。原因が特定できれば、あとは簡単です。解決するための活動をすれば良いだけです。
何をやるか?ではなく、いつやるか。
新規の見込み客を増やし、商品やサービスを売り、既存顧客を維持し、顧客にもっと買ってもらうためには、それぞれ異なるアプローチが必要です。ネットでのアプローチ方法は大きく分けると、新規顧客の獲得、収益化、ファン化の3種類のみ。それぞれの目的に合わせて、施策を変える必要があります。
施策を考えるとき、よくある間違いは「どの施策を行うべきか」という質問を投げかけてしまうこと。持続可能な事業を続けていくには、3種類全ての施策を行う時期を設ける必要があります。なので、どれをやるべきか?というのは、全部になるので意味がありません。正しい問いは、「今すぐ使うべき施策はどれか」という問いであり、あなたの会社の状況によって答えが変わるので施策が変わります。
ネット集客が上手くいかない人の大半は、これらの全体像が見えておらず、目的に合わせたアプローチが取れてない、またそれに気づいていないことがほとんどです。
効果的なオファーを作成する
オンラインで販売する方法は、対面で販売する方法や電話で販売するものと違います。オンラインでは多くの場合、見込み客があなたのことについてわかるのは、ネット上に提示されている情報に限られてしまいます。対面や電話と違い、あなたの話すトーンやニュアンスは無いので、ネット上の情報だけで判断する必要があるんです。なので、新規のお客さんは最初にあなたと取引を不安に感じています。その不安を払拭するために、新規集客の際は、先に価値を差し出すことで信頼を築く必要があります。
新規顧客を獲得したいなら、売り手が先に価値を提供しましょう。ネットではなんらかの価値を提供しないと、見込み客が顧客になってくれることはありません。ただ、幸いなことにネットでの価値提供は難しいものではなく、シンプルです。3種類の中からあなたの会社にあった効果的なオファーを作ります。効果的なオファーは大量の見込み客に低リスクであなたの事業を知ってもらい、気に入ってもらい、信用してもらえる手段です。
顧客に合わせたコンテンツを作り売上をあげる
コンテンツマーケティングという言葉がありますが、多くの人はコンテンツマーケティング=ブログを書くことだと勘違いしています。確かにブログはコンテンツマーケティングの手段であるが、戦略の1つにすぎません。
ブログや記事を書く前にまずは、計画を立てます。どんなコンテンツを、どんなオーディエンスに向けて、どんな目的で制作するかを計画してこそ集客に繋がります。せっかく時間をかけてコンテンツを制作しても、対象のお客さんも目的もはっきりしないままだと、上手くいかないことが多いんです。ブログや記事を作る目的を明確にすれば、作ること自体が楽になり、収益も大きく上がる。
そして、コンテンツマーケティングで大事なのは、顧客が求めていることに対して、その内容を満たすコンテンツを制作することです。これは、お客さんの状況によって、何を発信するかは変わります。
新規客が求めているコンテンツと、優良客が求めてるコンテンツは違います。なので、顧客に合わせてコンテンツを発信する必要があるんです。見知らぬ人が購入者になるまでの過程を作り、それに合わせてコンテンツを発信することで、最終的に売上をあげる事ができるのです。
新規獲得のランディングページ(LP)を作る
LPはデジタルマーケティングに不可欠な要素である。LPとは人があなたのウェブサイトを訪問し、商品を買うために設計されたWebページのことです。
LPの良し悪しで、集客できるかどうかに大きく変わります。どれだけたくさんのアクセスを集められるようになったとしても、LPが悪ければ全く売れないということもよくあります。LPは大きく分けると2種類あります。1つは、個人情報の入力を促すページと、商品やサービスの購入を促す販売ページです。あなたの目的によって使い分けていきます。
さらに、優れたLPを作るには、設計・デザインする方法が様々ですが、1つだけ全てに共通する要素があります。その要素を抑えておかなければ、せっかくの訪問者を逃してしまいます。その要素は、「一点集中」ということです。お客さんにとって欲しい行動は、LPの中では1つだけになるように設計します。