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• 私たちの行動は"もう一つの脳”に支配されている

  私たちは、モノを買うときに、自分の意志で自由に選んでいると思っています。しかし、脳科学研究によって、実は私たちは自分で理由もわからずに衝動買いをしていることがわかってきました。これは理性を持たない”もう一つの脳”に思考や行動が支配されているからです。もしあなたがこの脳にアプローチすれば、もっと簡単にモノを売ることができます。それも、アンケート調査やヒアリングを使った”予想”ではなく、科学を使って、”確実に”売ることができるようになります。

• 「欲しい！」と思わせるには、脳に考えさせるな！

  この"もう一つの脳"は生存や安全のために備わっている器官です。そのため、この脳は私たちの行動を強く喚起します(この脳がバカになって身の危険に侵されたら、人類は存続できないですよね)。そして、特にこの脳が強く反応する刺激が一つあって、売れる脳科学では、まず最初にこの欲求を特定していきます。この欲求は、「品質良いですよ！」「データで実証されていますよ！」といった論理的なアピールの2~3倍強いと数値化されています。

• 3つのワークで、脳が抗えないほど強力な欲求を見つける！

  では、その強い欲求はどのように特定すれば良いのでしょうか？売れる脳科学のメソッドでは、3つの切り口を通して、発見していきます。それぞれにワークの時間を用意しているので、一緒に発見していきましょう。テンプレや例があるので、それに当てはめる形で特定することができます。そして、あなたの売りたいモノが、どんな種類のものであってもこの欲求は特定することができるでしょう。

• 脳に刺さる差別化メッセージ3つの要素

  神経分析学の創始者フロイトは、「人は、対象そのものからは喜びをほとんど見出せず、対比によってのみ強い喜びを得るように作られている」という言葉を残しています。売れる商品には、必ずと言って良いほど、差別化された特徴があります。例えば、ボルボは、「安全性」で、Appleは、「カッコよさ」ハーツは「No.1のレンタカー会社」で購入されています。このような差別化されたメッセージを届けることが、脳に刺さる秘訣な訳です。そして、このメッセージは、3つのワークによって発見できますが、、、

• 商品価値を伝える脳科学的に正しい方法

  スタンフォードの研究によると、難しい判断を迫られると、人は理性的な行動ではなく損失回避の行動を示す傾向があることがわかっています。さらに、私たちの脳は後悔の恐怖を高く見積もる傾向にあります。つまり、顧客が支払うコストに対して、それ以上の価値があることを明確に証明することができなければ、顧客は行動しないということです。このセクションでは、価値とコストを簡単に比較させる伝え方と、価値を証明する3つの証拠の作り方をお伝えします。

• 脳に訴えて衝動買いさせるメッセージ6つの構成要素

  脳は、私たちが意識するより膨大な情報を処理しています。具体的には、毎秒1100万ビットの情報量を無意識に脳に送り込んでいる一方で、意識的に処理できるのは50ビットに過ぎないのです。では、どのようにして脳の注意を引いて、「欲しい！」と衝動買いさせるようにメッセージを組み立てれば良いのでしょうか？ここで、売れる脳科学が開発した6つの構成要素を使って、メッセージを組み立て、完成させていきましょう。