人を動かす心理原則 影響力の科学
人を動かす心理原則 影響力の科学
単行本:768ページ
出版社:ダイレクト出版株式会社
ISBN:978-4-904884-54-6
著者:ロバート・B・チャルディーニ、ダグラス・T・ケンリック、スティーヴン・L・ニューバーグ

商品の説明

あなたは、これらの謎をご存じですか?
  • アメリカ9.11同時多発テロの実行犯を、気づきながらにして見過ごしたFBIの奇妙な集団心理とは?
  • 元アメリカ合衆国大統領夫人であり元国務長官のヒラリー・クリントンの評価は「好きと嫌い」なぜ両極端なのか?
  • 天才詐欺師は、なぜ人を騙し続けることができるのか?しかも、好かれながら、、、
  • “日本のシンドラー”杉原千畝はなぜ、将来を棒に振ってまでユダヤ人にビザを発給し続けたのか?
  • 逃亡生活を送っていた『セブン・イヤーズ・イン・チベット』の著者はなぜ、分不相応にも関わらずダライ・ラマと親しくなれたのか?
  • 歳の差20歳の夫婦が、互いに浮気しあっても夫婦であり続けた人間心理の妙とは?
  • 目立たず凡人だったマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の華麗なる転身の秘密とは?
不可思議な行動にも
すべて理由があります

あなたは不思議に思ったことがないでしょうか?ビジネスシーンでもプライベートでも、変わった行動を取る人、取り続ける人は存在します。例えば、家庭内暴力をされ続けても、なぜ警察に訴え出ないのか?明らかに間違いとわかっているのに、皆がそうするからと言って間違った選択をするのはなぜか?

他にも白衣を着ている人に出会っただけで「医師」と思い込んでしまい、彼らの言っていることを鵜呑みにするとか。「会社社長」というだけで彼らのビジネスアイデアを最もだと思い込んでしまうとか。

こういった例は枚挙に暇がありません。しかしこれらは、単なる不可思議な行動ではありません。すべて、理由があります。

この謎を解くのが、社会心理学と呼ばれる学問であり、その決定版とも言える本が、ロバート・チャルディーニ博士らによって書かれた『影響力の科学』です。

社会心理学の権威が人間心理の謎を解く

ハーバード・ビジネス・レビュー誌はチャルディーニ博士の研究を、“今日のビジネス上の課題の突破口となるアイデア”であると位置づけ、その代表的著作である『影響力の武器』は世界26カ国で翻訳、発行部数は200万部と言われています。

また、“ニューヨーク・タイムズ紙ビジネス書ベストセラーリスト”にもランクインされたこの本は、フォーチュン誌の“最も賢明な75のビジネス書”のひとつとして上げられ、CEOリードの“歴史上のビジネス書ベスト100”の一冊にも選ばれていますから、

まさに世界中で多くのビジネスパーソンに知られ、注目されている人物の一人、と言えるでしょう。

なぜビジネスパーソンに注目されるのか?

いったいなぜ、チャルディーニ博士がビジネスパーソンに注目されるのか?それは博士自身がビジネスパーソンであることに理由があります。

自身が創業し、現在は会長を勤めるINFLUENCE AT WORK社では、倫理的な影響力のトレーニングや企業の基本方針策定プログラム、CMCT(チャルディーニ・メソッド認定トレーナー)プログラムに力を入れ、多くの企業や団体に招かれているほどです。

クライアントには、、、Google、マイクロソフト、シスコ・システムズ、バイエル、コカ・コーラ、KPMG、アストラゼネカ、エリクソン、コダック、メリル・リンチ、プフィッツァー、AAA、ノーザントラスト、IBM、プルデンシャル、ハーバード大学ケネディ校、グラクソ・スミスクライン、米国司法省、NATOなど、

そうそうたる顔ぶれが集まっていることからも、彼の持つ影響力は非常に大きいことがわかります。

人を動かす方法に偶然はありません

そんな博士の研究結果を使い、人間心理の不可思議さを謎解き、人を動かす方法がわかるとしたら、あなたはどうしますか?

その方法が手に入る本こそが、この『影響力の科学』です。

ベストセラー『影響力の武器』がマーケティングに特化した本だとすれば、『影響力の科学』はマーケティングはもちろん、人間心理の不可思議さを謎解き、「人を動かす」ことに特化した本だといえるでしょう。

人を動かす秘密を解いた本が
ここにあります

BtoBやBtoC事業を拡大したい経営者や、インフォ・ビジネスを始めたい起業家、店舗型ビジネスのオーナー、マーケターやコピーライター、営業マンや受付スタッフ、事務アシスタントにテレオペレーター・・・そして、人事担当者など。

人と交渉し、人と協議し、人を説得し、人を採用する立場であれば、ビジネスを拡大するにあたって必ず直面する「取引業者との料金交渉」や「新規開拓営業」、「社内スタッフのモチベーションアップ」や「人材採用面接」などに、役立つかもしれません。

そこで特別に、お試しの機会を用意しました

このページでは『影響力の科学』を使い、人を行動へと駆り立て、YESと言ってNOと言わせない「人を動かす11の方法」としてまとめました。これらは本書から抜粋した内容で、今日からあなたのビジネスやプライベートに役立ててもらうことが可能です(個人の状況により、必ずしも約束することはできませんが・・・)。

早速、試してみてください。

人を動かす11の方法

1:小さな約束からはじめる

チャルディーニ博士によると、NOとはとても言えないような小さい要求に対して一度YESと言うと、人は「一貫性」を保ちたいという欲求から、大きな要求にもNOと言えなくなるものです。

ですからもしあなたが、部下や上司に対して、またプライベートにおけるパートナーに対して、お願いをしたい場合、最初に「ささやかなお願い」をするといいでしょう。

誕生日プレゼントにブランド物の時計を買ってもらいたいなら、その前に100円ショップの髪飾りをおねだりするとか、、、贅沢な食事をごちそうして貰う前に立ち飲み居酒屋を指定するとか、、、もちろん、個人の状況により異なりますが、この方法は有効です。

フット・イン・ザ・ドア・テクニックとして、知る人ぞ知るテクニックでもあります。

2:信頼性を生み出す

人を動かす影響力に、信頼性は欠かせません。では一体どうやって信頼性を生み出すのか?『影響力の科学』によると、一例として・・・

「受け手にその問題の正確な情報を伝え、発するメッセージが自分の利益のためではなく、受け手の利益になるように意図したものであるという印象を与えることで、それを達成することができる(M.C. Campbell, 1995; Davis & O’ Donohue, 2004)。ある問題や製品についての『率直な発言』を約束する広告は、信頼性を確立するためにしばしば取り入れられるアプローチの例だ。」

・・・他にも、自分に都合のよい主張だけではなく、賛否両方の意見を提供する方法も、信頼性を生み出すのに有効とあります。賛否両方、自分にとって不利な情報を伝えることで、正直で公平だという印象を与えるからです。実際・・・

「両面からの主張をして、自分の利益に反するような主張もしているように見せる伝え手は、受けての信頼を勝ち取り、影響力も大きい。研究者はかなり以前から、そのことに気づいてきた(Eagly, Wood, & Chaiken, 1978)。」

「広告主は、自分たちの利益に反した主張をしているように見える、特に効果的な方法を思いついた。広告で、その製品の小さな欠点や弱みだけを言及するのである。そうすれば、最初に正直だという印象を与え、その後で製品の長所について、もっと説得力のある主張を展開することができる。」

・・・まずは「正直」であることを伝える。これが信頼性を生み出す秘密、ということですね。

3:群れを動かす

ある意中の人物を動かしたいなら、まずは群れとしての集団を動かすことも有効です。『影響力の科学』によると・・・

「セールスやマーケティングのプロは、市場で『最も売れている』とか『最も急成長している』という点を力説するものだ。テレビのコマーシャルでは、大勢の人が店に押しかけて広告の商品を両腕に抱えて棚を空にしている姿が映し出されている。

「350年以上も前のスペイン人、バルサザール・グラシアン(1694 / 1945)による商品やサービスを売りたい人へのアドバイスはこうだ。『それ自体の価値では不十分。誰もが商品をひっくり返してじっくり中身を見るわけではない。大概の人は、みんなが走る方向に走る。それはみんなが走るからだ』。」

周りの人はこうやっていますよ、と伝えることで、ある種の信頼性を生み出すことは可能ということです。社会的証明、ですね。

4:専門家になる

人を動かすにあたり、専門家が持つ力は絶大です。

「専門家の指示に従うことは通常、賢明であり、権威者は専門家であることが多いため、私たちはしばしば権威者を意思決定の経験則、つまり近道として使う。

と『影響力の科学』にあります。しかし同時に、本書ではこうも言っています。

「だが、無分別に権威者に頼ることは危険でもある。この近道をとることで、真の権威者の実体ではなく、象徴に反応するようになるからだ。

「医者と看護師のグループによって行われた実験では、医療現場において象徴―“ドクター”というタイトル―の持つパワーの強さが示された。病院の看護師が電話をとったところ、会ったことはないが、看護師が働く病棟にいる患者の医師だと言った。

そして、患者に許容されている最大量の2倍の薬を投与するように指示をしたところ、95%の看護師がこの指示に従ったため、危険な投与量を手にして患者の病棟に向かう彼女らを阻止しなければならなかった(Hofling, Brotzman, Dalrymple, Graves, & Pierce, 1966)。」

・・・白衣を着た人物を見たら、それだけで医師と錯覚してしまうということですね。くれぐれも、ご注意ください。

5:好意を表明する

好意を持たれた相手からの頼み事を、断ることなどできるでしょうか?実際、『影響力の科学』では・・・

「『お世辞を言っても無駄』とは英語の格言だが、真実ではない。他人への褒め言葉は、細心の注意を払えば、好意の獲得に有効な手段となりえる。例えば、女性の給仕が注文をとった後にちょっとしたお世辞(『よいチョイスですね!』)を言う実験を行ったところ、統制条件に比べてチップが多くなった。」

「上司を尊敬していることを同僚から上司に伝えれば、第三者から伝えられたことで操られたという意識は少なくなって、褒め言葉の効果は上がる。」

「世界中で1500万部以上を売り上げた『人を動かす』で、デール・カーネギー(1936 / 1981)はこう述べている―微笑みはこう語る。『私はあなたが好きです。あなたのおかげで私はとても楽しい。あなたにお目にかかって嬉しい』―と。絶妙なタイミングの微笑みのインパクトに感心したカーネギーは、微笑む気にならないときでも微笑む方法としてヒントをいくつか紹介している。

・・・とありますから、好意を表明することで人を動かしやすくなる、ということですね。アメリカではホームパーティーで「タッパーウェア」の紹介セールスが行われていますが、このセールスが成功する秘訣は、タッパーウェアそのものよりも、パーティーを開催した人が好きだったり友だちだったり、という理由だそうですから。

6:あえて断られる大きな要求をする

チャルディーニ博士さえも「動かされた(騙された?)」方法を紹介しましょう。本書から引用すると・・・

「大きな要求から始めて、相手にわざと拒否させるのだ!」

「相手が最初の要求を拒否すると、要求者はこの希望の要求を”取り下げる”。大きな要求を取り下げて小さな要求にすりかえると、要求者は相手に譲歩しているように見えるのだ。そこで相手は返報性の規範によって、『譲歩のお返しをしなくては』と義務を感じて小さな要求に応える。

「数年前、賢いボーイスカウトがこのテクニックを使って、本書の著者の1人にサーカスのチケットを販売しようとしたことがある。」

まず1枚5ドルのチケットを買ってください、と言われた。私は拒否した。すると彼は『そうですか。チケットがお嫌でしたら、チョコバーはいかがですか?こちらは1本たったの1ドルです』と言った。

私は2個買って、すぐに大変なことに気がついた。(a)私はチョコレートが好きではない。(b)私はお金が好きだ。(c)私はチョコバーを手にしている。(d)少年は私の2ドルを持って立ち去っていった(Cialdini, 2009)。」

これが、ドア・イン・ザ・フェイス・テクニックです。

7:似ていることを伝える

考え方や夢、生活習慣や家庭環境が似ている相手に対して好感を抱いたことはないですか?本書によると・・・

「他の点がすべて同じだった場合、私たちは自分に似た人を気に入り、似ていない人は気に入らないのではないだろうか。服装や身なりの似た人を気に入り、映画や食べ物の好みが合う人を好きになり、同じ意見を持つ人を好きになり、名字に共通する同じ文字がいくつかある程度でも、意気投合したりするのだ(Berscheid & Walster, 1978; Byrne, 1971; Jones et al., 2004; Chapter7参照)。」

「となると、服装や行動、公的意見を変えてまで、類似性を”作り出して”他人に取り入ることがよくあるのも納得できる。また、取り入りたいと望む相手に意見が違うとは思われたくないのも納得できる。スタイルや行動が違ったり、意見が合わなかったりすれば、好きになってもらえる可能性が低いからだ。自分を相手に合わせると、もっと気に入られる可能性がある。」

・・・とありますから、動かしたい相手を観察し、例えば出身地とか年齢とか、趣味などをFacebookなどで調べることで、類似性を演出するのもいいでしょう。

8:外見を魅力的にする

身だしなみを整えたり、洋服や靴を自分に合うサイズに仕立てたりして外見を魅力的にすることは、人を動かすにあたり重要です。なぜなら本書によると・・・

外見が魅力的な人は、正直だと思われることが多い。また、就職の面接官や選挙民が外見による影響を否定しているにもかかわらず、マネージャーとして採用されたり、公職に就いたりすることは多い。」

「さらに、軽犯罪では罰金や刑期が少なく、重犯罪では短い禁固刑が言い渡される傾向がある。また、収入も高い。平均的な顔立ちの人に比べ、魅力的でない人は約7%低く、かなり魅力的な人は5%も高い(Hamermesh & Biddle, 1994)。他のことはすべて同じとすると、これは12%の収入の差になり、教育の差では1.5年分になる。」

・・・そして外見をより良く見せるためにアメリカにおいては、次のような事実があります・・・

・2007年、アメリカでは約1170万回の整形手術や非手術処置が行われた。これは2006年から8%の増加である(米国美容外科学会、2009年)。

・最も人気の美容整形処置は、2007年に270万回以上行われたボトックス療法で、目、口、額のまわりにシワを作る筋肉に、麻痺させる薬物を注入するものだ。

・全世界で、化粧品は年間200億ドルの市場を持つ産業で、香水メーカーは100億ドルの市場を持っている。

・現在、500万人のアメリカ人が歯科矯正装置を使っており、そのうちの100万人近くが大人で、笑顔をより魅力的に見せるためである。

・アメリカ人は、ダイエット用の食品、サプリメント、書籍、減量プログラムに、毎年60億ドル以上を費やしている。

・・・個人差はありますが、外見が魅力的な人に男女とも好感を持つものです。最も簡単にできる「人を動かす」手段かもしれませんね。

9:返報性の原理を使う

チャルディーニ博士の代名詞とも言える「影響力の6つの原則」の1つが「返報性の原理」です。これは、

「人は、先に似たような要求に応じて、もらった人の要求を受ける傾向がある。人はお返しをする義務を感じるため、スーパーマーケットの無料サンプルや害虫駆除会社の無料検査、企業や募金団体の郵送による景品は、その後の要求を受け入れるコンプライアンス度を上げる効果的な方法である。」

「例えば、アメリカ傷痍(しょうい)軍人協会によると、単純な募金のダイレクトメールの成功率は18%だったが、カスタマイズした住所ラベルなどの小さな景品を同封すると、成功率は35%に上ったという(Smolowe, 1990)。」

・・・身近なところでは、スーパーなどの試食コーナーが返報性の原理を使っていますね。試食するとつい購入しなくては!という気になるものですから。

10:コミットメントをとる

どんな内容のものであれ、人から一度「YES!」をもらうことでその人を動かしやすくなるものです。一貫性の法則がここでも働くからです。本書ではこんな紹介が記されています・・・

「人は、すでに行ったコミットメントと一致すると思えば、その方向に従う傾向がある。例えば、高圧的な訪問販売会社は、購入者のある傾向に悩まされていた。セールスマンが帰って購入プレッシャーがなくなった途端に、取引をキャンセルする購入者が出ていたのだ。チャルディーニが参加したトレーニングでは、フット・イン・ザ・ドア・テクニックを使った企業が、この問題を大幅に削減したと聞いた。」

「その方法とは、購入者に取引への私的コミットメントの感覚を植えつけることだ。契約書の詳細をセールスマンではなく、購入者に書き込ませるのである。」

・・・申込用紙などにチェックマークを購入者につけてもらうことも、もちろん個人差はありますが、有効と言われています。

11:希少性を伝える

スーパーでもデパートでも、インターネットでも見かける「◯月◯日まで限定」や「先着◯名様限定」という表記。これは、希少性を使って人を動かす技術です。本書によると・・・

「人は、希少な品物やチャンスに魅力を感じる傾向がある。そこで新聞には、消費者に後れをとらないように警告を呼びかける広告―期間限定販売。1週間しか販売できません―であふれている。」

「この戦略を徹底的に活用した映画館は、希少性を訴える3つの宣伝文句をわずか5つの単語で表現した。『Exclusive, limited engagement, ends soon.(唯一の限定興行、間もなく終了)』。」

・・・希少性も他の方法同様、セールス以外に求人広告などでも活躍する技術です。もしインターネットやダイレクトメールで広告を送る場合、見出しなどの見やすい箇所に配置するといいかもしれませんね。

これらはチャルディーニ博士の全て?いえ…

これら「人を動かす11の方法」は、プライベートはもちろん、ビジネスにおいてもほとんどの分野において活用することができます。そしてもちろん、人を動かす方法が11しかないのかというと、そうではありません。

GoogleやNATO、コカ・コーラといったクライアント名から想像できる通り、ロバート・チャルディーニ博士が価値を提供できる分野は多岐にわたります。いや、それこそ「全ての分野で」と言っても過言ではありません。

なぜなら、チャルディーニ博士は人の欲求を把握し、人の動かし方を熟知する社会心理学の権威であり、影響力とマーケティングの権威でもあるからです。事実、このページで述べた「11の方法」は、人を動かす方法のわずか一部に過ぎません。ですから、

もしあなたが集客やマーケティングはもちろん、人材採用や交渉術、人を動かす方法に興味があるならば、このまま以下をご覧ください。

あなたに紹介しましょう。

ロバート・チャルディーニ博士の著書、『影響力の科学』です。

目次

はじめに

Chapter1 社会心理学への手引き

Prologue 社会生活の謎

社会心理学とは何か?

社会心理学の主な理論的観点

社会的学習理論の観点

社会的行動の基本原則

手法と証拠をつなぐ なぜ優れた理論には優れたデータが必要なのか

社会心理学と他の知識領域とのつながり

Epilogue 社会生活の謎の再検証

Chapter2 個人と状況

Prologue 凡人が非凡になる謎

個人

状況

個人と状況の相互作用

Epilogue 凡人が非凡になる謎の再検証

Chapter3 社会的認知 自分と他者を理解する

Prologue ヒラリー・ロダム・クリントンの肖像

社会的な行動を考える

心的努力を節約する

自己イメージを管理する

正確な理解を求める

Epilogue ヒラリー・ロダム・クリントンの肖像の再検証

Chapter4 自己を提示する

Prologue フレッド・デマラの驚異的な人生

自己提示とは何か

好ましさの演出

有能性の演出

地位や権力を伝える

Epilogue フレッド・デマラの驚異的な人生の再検証

Chapter5 態度と説得

Prologue 変化したピーター・ライリーの供述

態度の本質

説得とは何か?

正確な世界観を持つ

態度と行動を一致させる

社会的承認を得る

Epilogue 変化したピーター・ライリーの供述の再検証

Chapter6 社会的影響 同調、コンプライアンス、服従

Prologue スティーブ・ハッサンの驚くべき転向(と生還)

社会的影響のカテゴリー:同調、コンプライアンス、服従

社会的承認の獲得:好かれるために従う

自己イメージの管理:一貫性のために従う

Epilogue スティーブ・ハッサンの驚異の転向の再検証

Chapter7 親和と友情

Prologue 神王と友情を築いた逃亡者

友人とは何か?

社会的サポートを得る

情報を得る

地位を得る

物質的恩恵を交換する

Epilogue 神王と友情を築いた逃亡者の再検証

Chapter8 愛と恋愛関係

Prologue「 象と鳩」の恋愛物語

愛とロマンチックな魅力の定義

性的満足感の獲得

家族の絆の構築

リソースと社会的地位の獲得

破綻(と添い遂げ)

Epilogue「 象と鳩」の恋愛物語の再検証

Chapter9 向社会的行動

Prologue 杉原千畝の奇妙な事例

向社会的行動の目標

自分の基本的ウェルフェアを改善する:

社会的地位と承認を得る

自己イメージを管理する

情動と気分を管理する

純粋な利他主義は存在するのか?

Epilogue 杉原千畝の奇妙な事例の再検証

Chapter10 攻撃性

Prologue 無分別な暴力の嵐

攻撃性とは何か

いらだち感情の克服

物質的・社会的報酬の獲得

社会的地位の獲得または維持

暴力の削減

Epilogue 無分別な暴力の嵐の再検証

Chapter11 偏見、ステレオタイプ化、差別

Prologue アン・アトウォーターとC・P・エリスの思いもよらない人生の旅

地球上の偏見

属する集団を支持し保護する

社会的承認を求める

自己イメージを管理する

心的効率性を求める

偏見、ステレオタイプ化、差別を軽減する

Epilogue アン・アトウォーターとC・P・エリスの旅の再検証

Chapter12 集団

Prologue 集団病理の内部告発

集団の性質

物事の達成

正確な意思決定

リーダーという地位の獲得

Epilogue FBI、エンロン、ワールドコムで明かされた病理の再検証

Chapter13 社会的ジレンマ 協力と対立

Prologue 対照的な将来の世界

社会的ジレンマを定義する

即座の満足を得る

自分自身と大切な人たちを守る

Epilogue 世界の将来についての再検証

Chapter14 社会心理学の統合

Prologue 華々しい公開イベント、 隠れた陰謀、複数の動機

本書で考察した内容

社会心理学の主な理論的観点

さまざまな観点の組み合わせ

研究手法の重要性

社会心理学と知識ネットワークの関係

社会心理学の将来



ロバート・チャルディーニ博士は大学で教える教授であり、『影響力の科学』は大学や大学院の社会心理学講義で実際に使われている学術書ですから、「これは読む者を選ぶ本かもしれない」、とここまでご覧になったあなたも、感じているかもしれません(750ページ強の本は・・・なかなかないですよね?)。

読む者を選ぶということはその分、ここに記された数々の心理技術を知る者はもちろん、人を動かすことに活用できる者も少数ですから、

もしあなたが、新規のお客さんを広告でもっと集めたい、リピート率を高めたい、客単価を上げたい、従業員の生産性を高めたい、などと考えているのであれば、この本を手に取ってみるといいでしょう。

なぜなら、ビジネスとは対人関係が全てといってもいいからです。その対人関係を掌握できる、人を動かす技術があれば、すべてあなたの思うがままにすることも可能です。

そしてなにより、ライバルよりも先へ先へと成長することができます

ただし、くれぐれも注意してください。

心理技術を駆使し、一時は快進撃を誇ったナチスのヒトラーのように、権威や集団思考、一貫性・・・といった影響力の武器を洗脳目的で使うなら・・・ヒトラー同様に、あなたの立場を危うくする危険をはらむでしょうから。

しかし、もし影響力という武器を良い商品やサービスを売るための広告やマーケティングの手段として、好ましく人を動かす手段として使うのであれば、見込み客はあなたから購入し、あなたのファンとなり、WIN-WINの関係を築き上げることも可能です。

あなたは売れる広告にいくら投資しますか?

原著『Social Psychology』のレビューをamazon.comで見るとわかりますが、この本は大学や大学院の社会心理学講義で使われています。

つまりこの本を手にするということは、大学で社会心理学の単位を取得することと、同等の意味を持つと考えてよいでしょう。

仮に日本で社会心理学の単位を取得しようとした場合、例えば東京大学の授業料は、大学でも大学院でも1年で535,800円(博士課程など一部は除く。また入学金も除く。)です。

つまりこの本で学べる心理技術は、本来ならこれだけのお金を払って学ぶ価値のあるもの、とも言えるでしょう。

しかし、この本は講義で使われるテキストですから・・・テキストにこれだけのお金はちょっと・・・と考え、実際に東京大学で使われるテキストを調べてみました。

たとえば東京大学の社会心理学の講義で使うテキストに『Bridging social psychology: Benefits of transdisciplinary approaches』があります。これは、アマゾンの参考価格で18,656円(ハードカバー版)でした。

そして、『影響力の科学』の原著である『Social Psychology』は216.80ドル(1ドル120円とすると26,016円)でPearson社から販売されています。

そこで今回、『影響力の科学』を18,000円(税別)であなたに試してもらうことにしました。これは、原著よりも安い価格です。

出版の権利や翻訳・・・そして印刷に使うお金を考えると、原著より安く販売するのは破格と言えるかもしれません。

しかし、『影響力の科学』の日本語版販売は、日本初であること。

そして、この技術をあなたのような方々に、ビジネスで活かしてもらいたい、と考えたこと。

これらが、この価格にした理由です。

大学や大学院で使うような本ですから、この本を購入する人は世界的にも少数と言えますし、何よりその内容から、読み手を選ぶ本です。

正直なところ、これはノウハウ本やハウツー本ではありませんから、あなたが影響力という武器を使いこなせるようになるまで、時間はかかるかもしれません・・・しかし、

もしあなたがこの本を所有するなら、説得のプロフェッショナルとして、ライバルの一歩も二歩も先を進めることも可能です。

著者紹介

ロバート・B・チャルディーニ
ロバート・B・チャルディーニ(Robert B. Cialdini)

アリゾナ州立大学指導教授。同大学の「卓越した大学院教授(Graduate Distinguished Professor)」に選ばれた。ウィスコン シン大学で学士号を、ノースカロライナ大学で大学院の学位を取得。人格社会心理学会の元会長で、同学会の優れた科学的貢 献に対する功労賞(Distinguished Scientific Contributions)を受賞している。彼の研究は、『Handbook of Social Psychology(ハ ンドブック・オブ・ソーシャル・サイコロジー)』、『Advances in Experimental Social Psychology(アドバンシズ・イン・エ クスペリメンタル・ソーシャル・サイコロジー)』、『Journal of Personality and Social Psychology(ジャーナル・オブ・パーソ ナリティ・アンド・ソーシャル・サイコロジー)』など、多くの出版物で発表されてきた。著書『影響力の武器―なぜ、人は 動かされるのか』は200万部近くが売れ、26カ国で翻訳された(日本語訳は、誠信書房から発行されている)。


ダグラス・T・ケンリック
ダグラス・T・ケンリック(Douglas T. Kenrick)

アリゾナ州立大学教授。ダウリング・カレッジで修士号を、アリゾナ州立大学で博士号を取得。モンタナ州立大学で4年間 教えた後、アリゾナ州立大学に戻った。彼の研究は以下のような多くの出版物で発表されている—『Psychological Review(サ イコロジカル・レビュー)』、『Behavioral and Brain Sciences(ビヘイビアル・アンド・ブレイン・サイエンシズ)』、『American Psychologist(アメリカン・サイコロジスト)』、『Handbook of Social Psychology(ハンドブック・オブ・ソーシャル・サイコ ロジー)』、『Advances in Experimental Social Psychology(アドバンシズ・イン・エクスペリメンタル・ソーシャル・サイコ ロジー)』、『Psychological Science(サイコロジカル・サイエンス)』、『Journal of Personality and Social Psychology(ジャーナル・ オブ・パーソナリティ・アンド・ソーシャル・サイコロジー)』、『Current Directions in Psychological Science(カレント・ディ レクションズ・イン・サイコロジカル・サイエンス)』、『Perspectives on Psychological Science(パースペクティブズ・オン・ サイコロジカル・サイエンス)』、『Personality and Social Psychology Review(パーソナリティ・アンド・ソーシャル・サイコ ロジー・レビュー)』。ジョン・シーモンとの共著に『Psychology(心理学)』(1994)がある。大学院では心理学教授法を教え、 学部学生向けに社会心理学を教えることもおおいに楽しんでいる。その仕事が認められ、いくつかの教育賞を受賞した。


スティーヴン・L・ニューバーグ
スティーヴン・L・ニューバーグ(Steven L. Neuberg)

コーネル大学で学士号を、カーネギー・メロン大学で大学院の学位を取得。カナダのウォータールー大学で博士課程修了後 の研究を1年続け、それ以後はアリゾナ州立大学で教えてきた。彼の研究は、『Advances in Experimental Social Psychology(ア ドバンシズ・イン・エクスペリメンタル・ソーシャル・サイコロジー)』、『Journal of Personality and Social Psychology(ジャー ナル・オブ・パーソナリティ・アンド・ソーシャル・サイコロジー)』、『Psychological Science(サイコロジカル・サイエン ス)』、『Handbook of Social Psychology(ハンドブック・オブ・ソーシャル・サイコロジー)』、『Perspectives on Psychological Science(パースペクティブズ・オン・サイコロジカル・サイエンス)』などの出版物で発表され、国立精神衛生研究所やアメ リカ国立科学財団などの支援を受けている。これまでに、アリゾナ州立大学および同大学オナーズカレッジの優れた教育者に 与えられる功労賞(Outstanding Teaching Award およびOutstanding Honors Disciplinary Faculty Award)を初め、いくつ かの教育賞を受賞してきた。また連邦政府の助成金評価委員、『ジャーナル・オブ・エクスペリメンタル・ソーシャル・サイコ ロジー』誌の共同編集者を務め、大学院課程で社会心理学教授法を教えている。

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